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希望なのか、幻想なのか・・・
米財務省が20日に議会に提示した
最大7000億ドルの不良資産買い取り案。

市場も株価も戸惑いを見せ、各社各様の解釈と動き。

私見だが、フレディ、ファニーへの公的資金注入ほどのインパクトはない気がする。
何度も書いているが、あれが最後で、最大の当局の決断であり施策だろう。

あとは二番煎じ、三番煎じで鎮静化を計る展開となり、落ち着きが出れば
死語となった「バリュエ-ション」という言葉も聞かれるのかなと・・・

それにしても、投資活動のみならず
これだけの混乱は人生で何度も経験できないのではなかろうか。

ってことで、以下、現在、解釈(難癖)付き捲りの
「最大7000億ドルの不良資産買い取り案」に関し
これまでの、各社の見方・レポートを一覧として纏めてみる。

単なる、要約、一覧で、面白みはないと思うが、後学のために記録として残す○| ̄|_


クレディスイス証券

米国政府が公的資金で不良資産を買い取るファンド「ゴミ箱ファンド」の創設は
金融機関に対する間接的な公的資金注入に等しい。

7000億ドル規模が投入された場合は、これまでの米国政府による危機対応
財政資金投入の累積額は1兆4,000億ドル弱に上ることになる。

(1)2月と7月に導入された緊急景気・住宅市場対策(事業規模)が5,200億ドル弱
(2)ベア・スターンズとAIGの救済措置におけるFRBの特別融資が1,100億ドル強
(3)ファニーメイやフレディマック等の住宅金融会社に対する資金注入が100億ドル弱

それに今回の不良債権買取分を合わせて
1兆4000億ドル~1兆5000億ドルという規模は米国のGDPの10%前後に匹敵する。

日米の資産デフレのマグニチュードを調整して考えた場合、米国は日本で言えば
GDP比で40%に近い資金を、危機発生後2年程度のうちに投入することになる。

日本は1992年度から2004年度の12年強の間に総額156兆円
GDP比で30%強の財政資金を危機対応目的で投入したが
米国は日本が12年間に投入した以上の資金を僅か1~2年で投入することになる。 


日興シティグループ証券

今回の米国政府の対策では住宅差し押さえの危機に瀕する住宅ローンの借り手に
どのような恩恵があるのか明確でなく、この点が議会審議の障害となる可能性。


三菱UFJ証券

米国景気と信用のスパイラル的な崩壊は回避できるが、住宅価格の下落基調が続き
金融機関の不良債権の増殖には歯止めがかからず、不良債権売却で金融機関は
身軽にはなれるものの、代償として自己資本に穴が開くリスクを負う。

原油価格が大きく下落し、米国の金融機関の信用も低下したので
オイルマネーなどからの資本調達も出来なくなると、公的資金の投入が必要だが
こうしたセーフティネットは用意されていないので、画竜点睛を欠くうちは
金融不安は完全には解消されず、市場では質への逃避が事あるごとにぶり返す。


和田仁志氏( 外為どっとコム

購入価格については、帳簿価格ではなく、最も低い売却価格を
提示した金融機関から買い取りを進める「入札方式」で決めるという。

 週明けのスワップ市場は、明らかに先週末の異常な状態はなくなったものの
まだまだ1ヶ月物あたりではレートが安定せずに混乱は続いているようだ。

あれだけの対策が出またが、金融機関のクレジットラインが
そう簡単に戻るわけにもいかず、市場の疑心暗鬼は続いている。

ところで、ポールソンの金融安定化策に対しては、FTでも言っているように
「紙上では簡単だが、実際の業務遂行には相当複雑」という懸念が台等している。

資産を買い取る際は、リバースオークション、いわゆる買い手が
一番安い価格を選んで買う方法、を採用しており、果たして
その買い取り価格が適正なものかどうかが判らなくなるという懸念がある。

どっちにしても、市場で値段が付かないもの、つまり果てしなくゼロに近いものの
オークションであるわけで、「どういった物件を、どういった価格で買い取るのか」
という、極めて根本的な問題にぶつかる。金融機関の評価額は、これまで厳格な評価を
先延ばししてきたために、どう考えても今までより低い価格にならざるを得なくなる。

「買い取り機構の対象を、住宅関連資産から、クレジットカードや自動車関連債券
等も含む、不良資産(troubled assets)に対象を拡大する」とのことで
まだまだ解釈の違いやら、何やらと沢山問題が噴出してきそうな状況。


野村総研のリチャード・クー氏

米国政府が住宅ローンがらみの不良債権を金融機関から買い取る
というスキームは、高いコストがかかるだけでなく
技術的にも大きな問題があり、効果はかなり限定的になる可能性が高い。
 
原価で買ってくれれば銀行側の損失はゼロになるが、大幅に下落した価格でしか
買ってもらえなければ、銀行側には大きな損失が確定し
自己資本不足ということになった銀行はますます貸し渋りを加速させることになり
結果的には景気にはマイナスということもあり得る。

銀行が損失の確定につながる不良債権の売却に
どのくらい応じるかは、ふたを開けてみないと分からない。
その前に買取作業は最初に住宅ローンを組んだ個々の金融機関が過去に組んだ
住宅ローンのデフォルト率を調べることから始めることになる。
しかし、金融機関の多くは、プライムと呼ばれる通常の住宅ローンのデータはあるが
サブプライムの住宅ローンに関しては経験が浅いところが多く、データが不備なため
買取価格の設定の前提となるリスク特性を完全に把握するのは極めて困難。

したがって米国政府は7千億ドル(約75兆円)を不良債権の買取ではなく
資本増強に使うべき。資本投入であれば、政府は不良債権を
「どう評価するか」という大変やっかいな問題に関与せずに済む。


共和党のシェルビー議員

23日の米国上院銀行住宅都市委員会の公聴会では、米国政府が提案する
金融安定化策に対して、「財務省による場当たり的対応をまとめたに過ぎない」
という批判も出て、審議が円滑に進展しない懸念が高まった。(NYダウは大幅続落)

フィスコ、NQN、各社アナリスト雑感、等々

買取機構にしても、最も安いものしか買い取らないのなら
金融機関は別にその機構を使うメリットは乏しい。
よほど、追い込まれた金融機関以外は、その不良債権買取機構を利用しない公算。

不良債権処理ピッチが加速するとは思えない。
最後の買い手である公的機関が設置される安心感はあるにはあるが。

 
ダラダラとメモ的に羅列してみたが・・・
これらを「もっともな売りネタ」と見るか、「難癖、センシティブ過ぎる」とみるか
内容に関する判断は、各人にお任せいたします。

 

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コメント
この記事へのコメント
中期見通し
Heyward様が集めていただいた各方面の見方、大変参考になりました。
借りたものは返す。貸したものは返して貰う。資本主義の根本原則が守れなくなっているのは日本のバブル期も今回の米国も一緒の状態ですね。
いずれにせよ1~2年で解決は難しいかも!
で、昨日の値動きですが陽線引けでしたが月曜の高値を越えることなく、逆に安値は下回りました。
従って、本日は動く必要も根拠もないのでただただみまもることとします。
2008/09/25(木) 06:15:46 | URL | 下手の横好き #-[ 編集]
9/24米要人発言と解釈&おまけのダウ日足アノマリー
面白い発言を3題。

1.バーナンキ議会証言
・・・今年末には米経済は大幅な景気後退に陥る可能性が高い
解釈1.救済案は緊急手術、早くしないと死にますよ。
解釈2.FRBは緊急手術だけでなく、体力回復案、も用意しています。
    欧米強調利下げを早くやらせて下さい。

2.ポールソン議会証言
・・・(前日の「金融機関トップの年収制限」への否定的見解から一転して)
  金融機関の社会的責任を考えると、年収制限もありうる
解釈1.救済案は緊急手術、早くしないと死にますよ。
解釈2.NYタイムズ日曜版をもう一度読んでみた、私は既にウオール街随一の資産家に
    なっている、他の人はもういいや。→これはジョークです

3.ウオーレン・バフェットTV出演
・・・今日の金融不安というものは、経済版の真珠湾攻撃みたいなものだ
解釈1.だから、立ち上がる以外に方法はなく、ポールソンの救済案に反対する議員は非国民だ。

おまけのアノマリー:
1.昨日の株価下落でダウ日足は 3日連続の陰線+値下がり になりました。
2.今年の連続陰線+値下がりの記録を調べてみました。
                    
                    陰線明けの株価上昇幅
 1/15-22    5日連続     $299
 2/04-06    3          $47
 2/28-3/04  4          $41
 3/06-3/10  3          $416
 3/25-28    4          $46
 5/30-6/04  4          $214
 6/16-18    3          $34
 7/31-8/04  3          $331

3.アノマリーは見つかりませんでしたが、今日、明日の陽線確率は低くはない。
2008/09/25(木) 08:45:52 | URL | プー #mhxbvEiY[ 編集]
私も^^;
下手の横好き 様♪

多少なりともお役に立てたようで光栄です。ありがとうございます!

>本日は動く必要も根拠もないのでただただみまもることとします。

私は、現物の具合で、日中ヘッジくらいはかけるかもですが・・・
仰る通り、ここで動くのは、買いも売りも根拠が希薄のような気が私もしており、今のところ見送り中♪
2008/09/25(木) 13:23:11 | URL | to 下手の横好き 様 fm.Heyward #z1uogJ6Q[ 編集]
危機になると・・・
プー 様♪

色々な見方ありがとうございます!

米国でも「非国民」発言でたら面白いですね^^;
政治でも、経済でも、家庭生活でも、危機になると、切羽詰った発言が多くなるし、要人発言は市場のセンチメントを計る材料の一つになりそうですなw
2008/09/25(木) 13:28:03 | URL | to プー 様 fm.Heyward #z1uogJ6Q[ 編集]
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