8日の米国株式市場
ダウ平均: 8764.49 △1.36
ナスダック: 1842.40 ▼7.02
為替 NY終値: 98.44-98.50
前日、米国の代表的な不動産価格指数を作ったシラー教授が、米国の住宅価格は
2011年まで数年にわたって下落を続けるかもしれないとの寄稿をニューヨーク
タイムズに行っていた。この間、原油や金属価格がオーバーナイトで続落に。
こうしたなか、エネルギー株や資源株の下落を主導に
ダウ平均は取引開始直後から値を下げ、一時前日比120ドル余りの下落。
しかし、ノーベル経済学者のポール・クルーグマン氏が、景気後退は9月までに
終了するとの見方を示したことで、引けにかけて急反発、ダウは前日終値を回復し
ダウ平均は、一時前日比60ドル余りの上昇。
だが、引け際になると再び売られ、結局ダウ平均は前日比ほぼ横ばいで引けた。
金融株が終始堅調。
米政府が近くJPモルガン・チェースやゴールドマン・サックス、アメックスなどの
公的資金の返済承認を発表するとの報道が金融株の支援材料になったとの声が。
景気底入れ期待を背景とした買いも断続的に入ったようだ。午後に原油先物相場が
買い優勢となった場面で、石油関連株が買われて相場を押し上げたとの見方もあった。
ただ、米国債市場で前週末に続き、長期金利が上昇したことも相場の重しに。
取引を手控える向きが多く、出来高は低調だった。
業種別S&P500種株価指数では全10種のうち、「金融」や「消費循環」など3種が上昇。
「ヘルスケア」や「素材」などが下げた。
個別では、この日からダウ平均構成銘柄に採用された保険大手トラベラーズは1%高。
ネットワーク機器大手のシスコシステムズは横ばい。英銀大手バークレイズの資産
運用部門の買収で同行と協議していると発表した米投資会社ブラックロックは3%高。
アメリカン・エキスプレスが2.8%上昇し、ダウ平均構成銘柄で上昇率首位。
JPモルガンは2.4%高。一方、ゴールドマンは小幅安。
ダウ平均構成銘柄から除外されたシティグループも安い。
米国での5月の既存店売上高が一部の市場予想を下回ったマクドナルドは約2%下落。
携帯電話iPhoneなどの値下げを発表したアップルが下落。
日本株式市場
確かな上昇トレンドは継続中、需給も依然良好。
テクニカルに過熱感はあるが、上値の重さが嫌気される場面ではなさそう。
目先的には5日線(9780処)に支えられ、+2σ(9900処)を窺う展開か。
果てしなく上げていくはずはないが・・・
大きく上放れるような上昇を今のところは見せておらず、達成感は感じられない。
MACDを見ても緩やかな上昇で、5月半ば高値時のレベルにはまだ届いていない。
上値余地はあるとの見方が市場では支配的のようだ。
信用買い残が3週連続で増加し、1.2兆円近くまで積み上がったが・・・
2006年2月のピークの約6兆円から見れば未だ5分の1の水準。
米国で利上げ観測、インフレ懸念はあるが・・・
厳しい雇用環境下での回復であり、インフレが顕在化するわけではないとの声も。
今週9日~11日に実施される米国債の入札が終われば
長期金利の上昇圧力が収まってくる可能性があるとの楽観的な見方もある。
悲観的に見ても、懐疑の中で反騰相場が進んでいくイメージで
意外高を内包しそうだと、結局、楽観的な見方がなされている。
しかし楽観的なワリには、慎重な見方も多く、控えめな強気で好需給。
需給良好→センチメント良好→下げても崩れない相場ですな。
寄り付き前の大口成り行き注文:
売りが6080万株、買いが4660万株、差し引き1420万株の売り越し。
東証寄り付き前段階での主要外国証券経由の注文動向:
売り1920万株、買い1610万株、差し引き310万株の売り越し。
売り越しは3営業日ぶり。金額ベースは売り買い均衡。
*** 追記 ***
10:01
手掛けたいという気持ちはあるが・・・
昨日まで5日連続で、日経平均の日中値幅100円未満では手掛けようがなく。
負けている(含み損を抱えている)=読みが悪い時に
手掛けてもロクなことにならんという経験則から、見送り中。
10:21
米国はポジティブ・ヤンキーらしく、楽観の極みで利上げ観測まで出て戸惑いが
出ているような値動きも、我らがジャポンは控え目な強気で下がらずダラ上げ。
国民性が需給と値動きに出ているような気がする今日この頃(^^ゞ
10:48
朝一以外は、どないせぇっちゅう値幅・値動き・出来高。なにもするなということか。
11:02
上も下も試さず、高値警戒感もなく、下値不安もなく、割安感もなく、なんもなく前引け。
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今後上昇するにはなにかしらのインパクトは必要と思われるが。
なんだろうか、売り方の買戻しだけでは限界、新規参入は必要なところ。しかしこの価格から買うには材料はなんなんだろううか。なんだろう、なんだろうと考えていると乗り遅れるのが小生。
テクニカル相場、いけいけで買いますと下がるのも相場なんですよね。
禅問答をしていまいました。本日も閑散、暇だー
ヘッド コンフェランス・ボードのETIは16ヶ月ぶりにじり上げ
ETI=Employment Trends Index
指数データ
ETI
08-05 113.0
08-06 112.7
08-07 110.8
08-08 108.6
08-09 105.3
08-10 103.7
08-11 100.8
08-12 97.9
09-01 94.9
09-02 92.6
09-03 90.3
09-04 89.7
09-05 89.9
1.ETIは8つの労働市場指標で構成
2.5月は前月比で5指標が改善
外電の配信がない指標なので、信頼性があるやらないやらわかりませんが・・・
他のマイナス幅が縮小 ではなく 絶対数値が改善 された指標(雇用関係)ということで・・・
それでも売買代金は前日比マイナス。
しかし、御指摘の通り、巷では10000円を目指す展開が大勢をしめつつあり
下に値幅出ず、上へは手掛かり不足。
ニューショート皆無、ニューロングは日計り中心って感じの展開ですね。
そういう指標があること自体知りませんでした○| ̄|_
指標特性と見方がよく分かりませんが、改善しているのですね。
申し訳ない。勉強してみます。
今月のSQも波乱なく終わりそうですね。
騰落なんか関係ない、イケイケ、今が買い場、100年に一度のチャンスなどの声変が増えれば増えるほど売り回るのが賢明なんだが
波乱は予感だけ。万馬券なんてそうそう出るもんじゃありません^^
>六月物はほぼ終了様子。
新規建てはほぼ終了も、昨日に比べれば、一気にロールオーバー進捗も・・・
今回は異様にロールオーバー捗ってませんね。
これによる影響はあるのかないのか・・・ドウナンデショ。
未だ控え目な強気派ばかりで、売りも厳しそうですね。
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