証券会社から「日本株は出遅れている」との買い推奨が散見されるが・・・
本当に「日本株は出遅れ」なのか?
リーマン・ショック前の株価を回復したかどうかを基準とする論調が多く
欧米株式市場が年初来高値を更新しまくっている中
日経平均だけがリーマン破綻前の株価水準12000を回復していないために
「出遅れ」と言われているのだろうが・・・
3月安値から初夏までは、日経平均は
世界に先駆し、アウトパフォームしている場面もあった。
夏場にも、欧米軟調・アジア全面安・日経平均独歩高のシーンも度々。
欧米の年初来高値更新についていけていないのは、9月に入ってからだ。
これを「出遅れ」と呼ぶには、少々違和感を感じる。
むしろ、出遅れというより、フライングスタート→先駆して失速の感すらある(-_-メ)
「出遅れ」と呼ぶに違和感を感じるのは、外国人投資家も同じらしい。
確かに、日経平均はリーマン破綻前の株価水準12000を回復していない。
しかし、ドル建て日経平均でみれば・・・
リーマン破綻前の9月12日をベースに考えると
当時の株価(終値)は12214円。その時のドル円レートは約107円。
つまり、リーマン破綻前のドル建て日経平均は約114ドル。
本年8月31日の、日経平均高値は10767円。
この日のドル円レートは、ざっくり93円。
つまり、本年8月31日のドル建て日経平均は約115ドル。
ドル建て日経平均で見れば・・・
既にリーマン破綻前の株価水準を回復しているのだ。
「ドル建て日経平均で見れば」なんてコジツケだとも思えるが・・・
通常、自国通貨建てでポジション保有してる外国人投資家にとっては
これだけで日本株を買い控える一因にはなる。
それが売買に結びつかずとも、少なくとも「出遅れではない」ということだけは確か。
メリルリンチによるファンドマネージャー調査によれば・・・
今後1年間に最もオーバーウエイトしたい市場として
日本株は8月の-14%→9月は-19%と、最も人気がない市場となっている。
最も人気が高い市場は新興国株だったが
強気度合が7月の48%→8月33%→9月は29%と急減している。
どこを見ても、「出遅れ」には見えない。
世界経済の底堅さを買いの材料とするのならば、わからんでもないが・・・
「出遅れ」と「言われて」買いに回るのは、納得がいかないところ。
*** 追記 ***
13:02
ダルダルだ。ダルダルダルビッシュとか、ガリガリガリクソンとか・・・
意味不明な言葉が頭の中で回っている。ちょっとヤバイかもしれない。
大引けしたら、温泉行ってこよう(/_;)
後場寄り付き前の大口成り行き注文:
買いが1350万株、売りが1390万株、差し引きでは40万株の売り越し。
前引け後の東証立会外バスケット取引:
約349億円が成立。市場では、投資家の注文は売り買い均衡との声。
12時45分時点で、東証1部売買代金は概算で7512億円、売買高は同10億9776万株。
値上がり銘柄数は1027、値下がりは494、変わらずは157。
13:48
胃もたれ起こしそうな値動きだな。。。こんな時は、一回ゲロンパ下げして
身を軽くしてから上値チャレンジすりゃいいのにと勝手なこと考えてみたり...スンマセン○| ̄|_
14:38
絶対に当たらない距離で手数の少ないジャブを出し、判定ドロー。25日線引け。んな一日。
15:13
日経225先物mini、引成(10380)にて10360S日計り分決済・ロスカット。(¥20ヤラレ)
先物、決済ベース微負け。含みベース前日比大敗。(10445、10360ショート持ち越し)
現物&信用、含みベース前日比微勝ち。
トータル、大敗。
大幅高も、直近一カ月半の中心価格帯10400-10500下限引け。
買い方にとっても、売り方にとっても、こんなもんかって印象の一日。
(豊通、信用空売り中。)
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組閣もあったのでザラ場など久しくみたりw
出遅れ・・・にそう旨み無いのは
なんか身に沁みてわかります
何かを待っている、又は、何かを恐れている、といった感覚なのですが、どうにも解析できません。
データを並べてみますが、愚見というより、質問になってしまうかもしれません。
注目したポイントは2つです:
1.NT倍率が11倍を超えてきました・・・2000年9月以来の9年ぶり。
→銀行が売られているからという解説がありますが、では円高(ドル円)は?
2.外資系11社の先物建て玉ポジションが9月MSQ以降、TOPIX>225(枚数ベース)に転換している。
(ポジションは225、TOPIXともにロングですが)
2000年と2009年のドル円為替の動きを併記してみます:
1999 2000 2008 2009
01月 113.18 105.16 107.66 90.41
02月 116.66 109.34 107.16 92.5
03月 119.78 106.71 100.79 97.87
04月 119.81 105.48 102.49 99
05月 122.11 108.11 104.14 96.3
06月 120.9 106.23 106.81 96.52
07月 119.86 107.9 106.81 94.5
08月 113.4 108.07 109.20 94.84
09月 107.57 106.75 106.75 (±91処)
10月 105.97 108.36 100.33
11月 104.96 108.89 96.81
12月 102.68 112.21 91.28
1.似ているような気がするのですが、どうでしょうか?
2.NT倍率が11倍台をつけた2000年9月は、ITバブル崩壊後の株価下落過程ですので、
現在とまともに比較することは無理・・・一理あります。
3.注目したいのは、(ITバブル天井から約1年間)のダウと225の下落ペースです。
バブル天井 約1年間の安値 下落率
ダウ 11722 9389 19.9%
(00.1月) (01.3月)
日経 20833 11710 43.8%
(00.4月) (01.3月)
同じ下落相場ですが角度が全くちがいます
自分でも何を言いたいのか、しっかりつかめていないのですが、こんな感じか?
1.米国株が上昇しても、日本株はついて行けない可能性がある(又は高い)のでは?
2.NT倍率の正常化?はTOPIX以上に225が下げる可能がある(又は高い)のでは?
3.外資系先物建て玉のポジション(TOPIX>225)はこんな嫌な予感・本能を先取りしているのでは?
どうにもだらしない投稿になってしまいましたが、いかがお考えでしょうか?
>出遅れ・・・にそう旨み無いのは
うさぎさんのお名前からして、先行逃げ切り、その後ノンビリのイメージが^^
正解では、亀(井)が猛追してきて、相場の脅威となっています^^;
気をつけたいところですな。
>何か釈然としない値動きが続いている、印象です。
私の妄想、感覚ベースでは、釈然としないコテコテ、ヤリスギの値動き、煮詰まりの印象。(妄想、感覚って・・・あてにならず申し訳ない○| ̄|_)
以下もよく判りませんが、妄想ベースで・・・
8月初のレベルから、225とTOPIXを見ると。
225に関しては、8月初のレベル↑↓振幅一致、ここまでの滞留時間ほぼ一致。
TOPIXに関しては、8月末までは振幅一致、9月から8月初のレベルを常時下回り。
8月末までは、単なる裁定かと思っていたのですが・・・
8月31日からは、株式市場への民主党政権による短期的メリットなし→売り。
ここのきての亀井売り。
7-8月の国内経済統計、ことごとく下ブレ。(一方、米国ことごとく上ブレ。)
OECDから下半期のマイ転見通しまで出る始末。尚更のTOPIX売り。
NTの11倍も已む無しなのかなぁと。。。
225が円高でも強いのは、TOPIXよりはマシという相対的な話なのかなと。
(225が世界経済の鏡、TOPIXが国内経済反映という意味合いで。)
申し訳ない。よく判りません○| ̄|_
子育ても含めた若者への支援策か・・・
高齢者へ優しい政策か・・・
あちらを立てればこちらが立たずになり難しいですね。
両方同時だと、予算も足りなそうで、どっち付かずになりそうですし;;
ご丁寧にありがとうございます(^^ゞ
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