6月14日の米国株式市場
ダウ平均: 10190.89 ▼20.18
ナスダック: 2243.96 △0.36
為替 NY時間17時: 91.56 -91.58
CME日経平均先物 円建て: 9840
ユーロ圏の4月の鉱工業生産指数が市場予想を上回って上昇したことなどから
欧州や世界の景気回復が遅れるとの過度の懸念が和らいだ。
午前は買いが先行し、ダウ平均の上げ幅は110ドルを超える場面があった。
セントルイス連銀のブラード総裁が東京で講演し、今後もアジア諸国が
牽引する形で世界景気の回復が続くとの認識を示したことも一時、相場を支えた。
午後に格付け会社ムーディーズが、ギリシャ国債を「A3」から投機的な水準を示す
「Ba1」へ4段階引き下げたと発表。これが米国市場で午後の下落要因となった模様。
しかし、今まで「A3」であったことがそもそもおかしく、他社も既に格下げ済み。
ダウ平均は、先週末の2営業日で300ドルを超える反発を見せていたこともあり
昨日の米株は後場に下げたとはいえ、格下げが過度に嫌気されたわけではなさそう。
ナスダックは小幅に3日続伸。
業種別S&P500種株価指数は「素材」「金融」など6業種が下落。
一方、「公益」など4業種が上昇。
ニューヨーク証券取引所の売買高は約11億4000万株(速報値)
ナスダック市場は約18億4000万株(同)と比較的薄商いだった。
個別では、メキシコ湾原油流出事故に絡んだ費用捻出のために、配当停止の思惑が
広がっている英石油大手BPのADRが10%近く下落。ダウ構成銘柄ではJPモルガン・
チェースの下げが目立った。メキシコの肥料会社グルーポ・フェルティナル買収に
向けて交渉していると報じられた肥料大手モザイクが安い。
一方、世界景気への過度の懸念が後退したことから、キャタピラーなどが高い。
ケーブルテレビ会社のブレスナン・コミュニケーションズを買収すると発表した
同業大手ケーブルビジョン・システムズが上昇。投資週刊紙バロンズが業績や
株価の先行きに楽観的な記事を掲載した半導体大手サンディスクが大幅高。
日本株式市場
日経平均は昨日までの3日間で約440円の上昇。
大幅高だが、反発であって、反転したわけではない。
基準線(10005)を捉えたわけでもなく
6月4日高値(9960)を上回ったわけでもなく
下降する25日線(9855処)に頭を抑えられている。
13週線・26週線のデットクロスも迫っている。
大幅高だが、「今のところ」下降トレンドになんの変化もない。
下値圏での乱高下・揉み合いといった感じ。
ただ、株価の二番底を警戒する声は大きいが
景気の二番底懸念はあまり聞かれない。
昨日、寄り付き前に発表された4-6月期の法人企業景気予測調査で
大企業の景況判断指数はプラス4.0。
(1-3月期のマイナス2.4から改善、7-9月期の見通しはプラス10.1)
本日は、ZEW(欧州経済研究センター)が6月の景況感指数を発表する。
ユーロ安による輸出増加の恩恵が反映され、良好な結果となるとの見方も。
株価はこの二カ月で大きく下げたが・・・
経済はドーピング(経済対策効果)切れで失速懸念はあるが・・・
失速懸念であって、後退懸念ではない。また「今のところは」その事実もない。
「株価が下げても景気が上向きであれば買える」という
至極当然な見方も出てきそうな頃合い。
東証寄り付き前段階での主要外国証券経由の注文動向:
売り2030万株、買い1770万株、差し引き260万株の売り越し。
売り越しは3営業日ぶり。金額ベースも売り越し。
*** 追記 ***
09:55
昨日と同じ雰囲気。気分は既にイブニング。。。
10:38
先物で日計りやっても、手数料負けしそう。
個別でデイやっても、薄くてどうにもならない感じ。
ただ見ているだけになりそうな一日。
11:02
スカスカ。個別は昨日とほんの少し逆回転。後は特に何もなしって感じで前引け。
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